henry/平次

日常に隠れた小さな事件を綴ります。

健康・愛・お金

Salud, Amor y Dineroという言葉を聞いたことがありますか。

スペイン語で健康・愛・お金という意味で、メキシコではこれが一番大切だと言われています。確かに、どれか一つでも欠けると人生なかなかハードですね。

この言葉について考えたキッカケは、メキシコの街中を歩いていると、笑顔の人が多い印象を強く感じたからです。街中には日本人の平均所得の半分以下しか得られていない人で溢れていますが、仏頂面で歩いている人は少数派です。それは天気なのか、食べ物なのか、人種が要員なのか色々考えましたが、幸福に対する考え方がハッキリしているのが要因だと私は考えました。

 

解釈は人それぞれだと思いますが、きっと以下のような事が言いたいんだと思います:

 

・健康(Salud)→心身の健康

・愛(Amor)→家族、仲間との関係

・お金(Dinero)→仕事の収入と家計の支出

 

お金が最後に来るんですね。実際に意識しているウエイトはどれくらいでしょうか。たぶん私は2/3以上はお金の事を考えている気がします。仕事、物欲、株株株。。。

少し話が脱線しますが、世の中の妬みはお金が絡んでいる事が多いように感じます。SNSでの炎上ネタは割とお金絡みと不倫絡みが大半な気がします。一方で、誰かが優れて健康だったり、家族との関係性が極めて充実していたも、それは妬みのターゲットにはなりにくいと、個人的に思います。つまり、世の中の人も、お金がどうしても意識の中心になってしまっているのではないでしょうか。

 

お金は確かに大事です。でも、お金は墓には持っていけません。死んでしまったら意味は無いし、独りで生きていても、お金は最低限しか必要ありません。幸福に対する考え方を見直し、笑顔が多い社会になって欲しいと思います。